メンタルヘルスケア活動を会社が取り組む場合には、計画的かつ継続的に実施されなければ効果は上がりません。つまり、社内システムとして取り組みがなければ、一過性の活動になってしまうのです。この問題点を解消し、会社全体の取り組みとするのが、「心の健康づくり計画」であります。
ここでは、厚生労働省「心の健康づくり計画」に定める内容を基準として見た場合に、現在の御社の実施状況がどこまで為されているのかを評価できるようになっております。
結果は、今後のメンタルヘルスケアに対する御社の活動計画の参考にして下さい。
A.心の健康づくりの方針表明
労働省(現厚生労働省)の方針では、事業者はまず心の健康づくりへのその取り組み姿勢を表明し、安全衛生委員会等を通じて労働安全衛生計画の一環としてメンタルヘルスケアを計画すべきであるとされています。まずこうした取り組みについてうかがいます。
A-1.心の健康づくりの方針表明