EAP投資効果
- アメリカにおけるEAPの投資効果は、1ドルの投資に対し、リターンが5ドルから7ドルである。
- 1994年に行われたマーシュ&マクレナン・カンパニー社が50社に実施した調査のまとめでは、EAP導入効果により社員の欠勤が21%減り、労働災害が17%減少、14%の生産性の向上が挙げられている。
- マクドーネル・ダクラス社が1990年に行った経済効果の調査結果では、過去4年間でEAPプログラムは510万ドルのコスト削減を会社にもたらした。
- 7万人社員を持つアメリカのある信託銀行がEAPを導入したところ、たった1年間で、傷病休暇に関わる出費を73万9870ドル減らすことができた。
- モトマック・エレクトリック・パワー社の導入例では、社員1人当たりにつき、医療部門での診察回数が年間1.67回減少(46ドル)。病欠は、年間6.73日減少(561ドル)し、事故によるロスタイムは年間0.92日減少(57ドル)した結果、年間で1人当たり644ドルの経済効果があった。
- ゼネラルモーターズ社の導入後1年時点での効果調査結果では、欠勤などの労働損失時間は4割減少。疾病と事故による給付額が6割減少。社員からの苦情も5割減少した。※1
- アメリカのみならず日本でも、ある企業が社内にEAPを導入したことにより、平均傷病休暇日数40%の削減が実現したという報告がある。
これらの事実が証明しているように、EAPは直接的には社員様の健康維持、パフォーマンス向上をもたらします。しかも間接的な結果として、企業の生産性を高め、社員様にかかる傷病休職などの費用を削減できることによる経費削減の効果も期待できるのです。